onephrase-english’s diary

英文法や英会話を学習するための参考書的ブログ

主語の「資格」は特にない

  1. The music teacher blew his top in class today.
  2. My friend's dog peed on my foot!
  3. Brad's birthday party was awesome.

主語に使われるのは名詞(代名詞)です。名詞とは teacher, dog, party(人、犬、パーティー)などのように、ヒト・モノ・コtをあらわす表現。まずはここから慣れてください。ただ、主語になれるものは、そうした単純な名詞ばかりではありません。

日本語でも「彼が嘘をついたのは許せない」「彼がどこに住んでいるのかは謎だ」などと言ったりすることができますね?

英語でも、意味さえ通じれば、何でも自由に主語として使うことができるのです

  1.  Having a part-time job is a valuable experience for students.
  2. To have a part-time job is a valuable experience for students.
  3. That he was faking his illness was obvious to everyone.
  4. Where you get your nose pierced is not inportant. It's WHY!
  5. Whether you cheated on me or not doesn't interest me because we're through!

【文法用語解説】節と句

節...「節」とは、文のこと。また、文の部品となる「小さな文」も節とよびます。

主語・動詞を備えた文の体裁をもっている。また、文の主骨格を作る「大きな文」を主節、その部品になる「小さな文」を従属節とよぶことがあります。

  • I think(主節) they are having a good time(従属節).

句...「句」とは、複数の語の集まり(フレーズ)のこと。中心になる語にしたがって、a boy(名詞句)などと呼びます。

-------------------------

主語は自由_前置詞句(!)を主語に使うことだってできますよ。

  • Under the doormat must be the stupidest place to leave a key.

主題にしたいものは何でも受け入れる。「資格はない。それが英語の主語。日本語と同じように気軽に考えてくださいね。

-------------------------

■名詞・代名詞以外の主語

主語は自由。理解していただけましたね?ただ主語の標準は単純な名詞(代名詞)だということも心に留めておきましょう。

前述の to 不定詞や節を使った主語は、「高尚な出だしだなぁ」「複雑なこといい出しやがったなぁ」といった印象を与えがちです。名詞(代名詞)が最も自然な文の滑り出しなのです。例えば、前述の The fact that he was faking ... と the fact というシンプルな名詞を主語の中心にすえるだけで、ずっととっつきやすい文となります。

-------------------------

主語は名詞の位置

英語は語句の位置によって意味が決まることばです。主語に置かれた red は「赤」。つまり名詞として働くのでしたね。これと同じことが、主語の位置に置かれたあらゆる語句についても言えます。

  1. Having a part-time job is ...
  2. To have a part-time job is ...
  3. That he was faking his illness was ...
  4. Under the doormat must ...

すべて「~すること」や「場所」など、名詞として扱われています。teacher や party など単純な名詞ばかりでなく、どのような語句も主語の位置にあれば、いつでも名詞扱い。英語は徹頭徹尾、配置のことばなのですよ。

ではでは。

See you again.