基本動詞|TAKE/PUT
TAKE / 基本イメージ
目の前のものを、ひょいと手にとる動作。単純なゆえに take は大きな汎用性を獲得しています。take には「選びとる」ニュアンスがしばしば伴うことにも注視しておきましょう。
派生イメージ
- 【さまざまな「手にとる」】
- I think I need to take an aspirin.
- The burlars took all my jewelry and cash.
- I took lots of photos on my trip.
「手にとる」という動作「薬を手にとる→薬を飲む・盗む」などいくらでも応用が可能です。take a picture(photo)は「相手の像(イメージ)をとってくる」というニュアンス。
- 【受け入れる】
- We can take up to 100 guests in our restarant.
- He didn't take his doctor's advice.
take の手にとる動作は、自分のところにもってくる動作。そこから「受け入れる」。
- 【選択】
- I'll take the black boots.
- I usually take the bus to school.
どちら側にも「選ぶ」意識が伴っています。「黒のブーツにするわ」「バスにしてるよ」_ほかではなくコレと、手にとる動作が生みだす自然なニュアンスです。おなじみ take a break(休憩をとる)も同様の感触で使われています。
■take を使ったフレーズ
take 人・モノ to 場所(もっていく・連れて行く)
I'll take you to the airport.
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PUT / 基本イメージ
日本語訳「置く」だけでは、put の力をつかむことはできません。「置く」には「平たい場所」に「モノ」を...という感じがしてしまうから。put にはそういった面倒な制約はありません。「何かをどこかにポン」_ただそれだけの動詞。だからこそ大きな表現力をもっているのです。
派生イメージ
- 【さまざまな「何かをどこかにポン」】
- I put a calendar on the wall.
- I put salt in the cake instead of sugar!
- I can't believe they put Jenny on the committee.
- The govermment should put more enphasis on education.
put の「自由」をよく味わってください。置くのは人でもモノでもOK。場所は、壁でも抽象的な場所でもOK。それが put の自由。
- 【(ことば)を言う・書く】
- To put it bluntly, you're an idiot.
ことばや文をポンと置いていく官職が「(ことば)を言う・書く」につながります。
ではでは、次はSET/GETだよ。
See you again.