基本動詞|SET/GET/GIVE
SET / 基本イメージ
set は put よりもはるかに意図的に・慎重に・しっかりと「置く」。その結果、set されたものは当然、しっかりと「揺るぎない・動かない」「機械を置いた」と「機械をセットした」_日本語でもまるで違うでしょう?「セッのほうは」カチッと音が鳴る感じがします。 set menu で「椎茸きらいだから入れないでね」とは言えません。セットなんだから。
派生イメージ
- 【カチッと置く】
- Just set those boxes on the table.
- I've set the alarm for 6:30 am.
- Have you set a date for the wedding yet?
- 【固まる】
- You have to wait untill the plaster sets.
カチッとしっかりの延長線上で「固まる」ですね。
-------------------------
GET / 基本イメージ
get は単なる「得る・手に入れる」ではありません。そこには強く動きが意識されています。 get は頻度 No1 の一般動詞。その理由は、日常の多くの動作を煎じ詰めると get の動作としてとらえることができるからです。
派生イメージ
- 【さまざまな「手に入れる」】
- I got Valentine's card from Satomi.
- How did you get her number?
- How about getting Chinese food for dinner?
- I don't get it. I mean, he's not good-looking but the girls are all over him!
「受け取る」「もらう」「買う」すべて煎じ詰めると get のうごきとなります。④はアイデアを「手に入れる」から「理解する」。
- 【到着する・~するようになる】
- We 'll never get there on time with all this traffic.
- I7d like to get to know you better.
「動いて手に入れる」から get は「動き」に意味を広げます。「動いている」感じがする_この漠然とした「動き」のニュアンスが get の使い途を爆発的に広げます。体の動きから「到着」。事態の動きから「~するようになる」。
- 【変化】
- I'd better go home._ It's getting late.
- Why did she get so upset?
get の動きは「変化」につながります。②で be動詞文はただ単に「怒っていた」、一方 get 文からは事態が動いたことが伝わってきます。「(何かきっかけがあって)怒り出した」ってこと。
■get を使ったフレーズ
- get + 目 + to 不定詞(目に~させる)
- get + 目 + 説明語句(目に~させる)
- get 受動態(~される)
-------------------------
GIVE / 基本イメージ
give には「ためになるものを与える」などといった特殊な意味合いはありません。具体的/抽象的、よいモノ/悪いモノの区別なく「与える」ことができます。
-------------------------
それでは、SET/GET/GIVE はここまで。次はMAKE/HAVE/LETですよ。
See you again.