動詞の基礎知識(2種類の動詞)
述部の中心を形作る動詞には、be動詞と一般動詞(be動詞以外)の2種類があり、性質が異なります。
- We are happy.【be動詞】
- I like dogs.【一般動詞】
be動詞に属するのは、ただ1つの動詞 be だけです。この動詞は、主語や文のあらわす時によって am, are, is, was, were などと大きく変化します。
be動詞は、主語とその説明語句の「つなぎ」として使われる、実質的な意味をもたない特別な動詞。(1)のbe動詞 are は、主語 We と説明語句 happy を「we = happy」とつないでいるだけです。
be動詞以外のすべての動詞は「一般動詞」とよばれます。一般動詞は、like(好き)、play(遊ぶ)のように実質的な意味を伴った動詞たちです。
同じ動詞とはいっても著しく性質の異なるこの2種類の動詞は、疑問文・否定文の作り方で大きく異なっています。
- Are you happy? / He isn't happy.
- Do you like dogs? / I don't like dogs.
be動詞は、主語の前に be動詞を出して疑問文。be動詞の後ろに not を置いて否定文を作ります。一般動詞は助動詞 do を補助的に使います。do を前に出して疑問文。do の後ろに not を置いて否定文を作ります。
ではでは、基礎はここまで。
See you again.