onephrase-english’s diary

英文法や英会話を学習するための参考書的ブログ

限定詞|any

any(どんな~でも)は、「何でもいいよ」「どれを考えてもいいよ」と相手に選択肢を開く表現。つまり「選択の自由」を相手に与える表現です。可算名詞にも不可算名詞にも使うことができます。

何でも・誰でも・どれでも

  1. Any parent would want the best for their child.
  2. He's more talented than any player I've coached.
  3. Choose any card.

「親なら誰でも」「どの選手よりも」「どのカードでも」_どういった使い方をしても any には選択の自由が感じられているのです。

■any は選択の自由

any の選択の自由は、anyone(誰でも)、anything(何でも)、anywhere(どこでも)、anytime(いつでも)などを思い起こせばすぐに理解できますね。

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疑問文での any

  1. Do you have any other questions?
  2. Do you have any money?

疑問文は any がピッタリはまる場所。「何でもいいんだけど、どう?」と尋ねます。①はただの other questions より、「その他どんな質問でもいいんですよ、聞いてくださいね」が強く響いています。②は「5円でも10円でもいいんだよ、とにかくお金もってる?」_貸せよってことですね。

否定文での any

  1. I don't like any sports.
  2. I don't need any advice, especially from you!

否定文でも any は頻繁に使われます。「どんな~も...ない」と any を否定することによって、あらゆる選択肢を否定することができるから。 any と not の位置関係に注意してください。このコンビネーションでは not の前に any は出てこれません。

「どんな~も...ない」は any の「どんな...」を not が否定することによって初めて成り立つ表現。any はいつも否定される位置(not の右側)になくては困るんですよ。

条件節での if

  1. If you need any more information, just let me know.
  2. If you want any sleep, don't stay at that hotel_it has a disco!

「どんな種類・量であっても~なら」。それが if とコンビで使われる any の語感です。

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それでは次、all, every, each ですよ。

See you again.