onephrase-english’s diary

英文法や英会話を学習するための参考書的ブログ

目的語説明文(基礎)

「目的語説明文」は、「他動型」の発展形。「主語+動詞+目的語」の「目的語」の後ろに、その目的語を説明するフレーズが付加される。基本文型と同等に多様される形です。

目的語説明文(基礎)

  1. Just call me Ken.
  2. Everyone believed him a genius.
  3. He smashed the lock open.
  4. I consider him trutworthy.

説明ルール、覚えてますか?そう、「説明は後ろから」の修飾ルールです。目的語説明文は、他動詞と説明ルールのコンビネーション。目的語の後ろにその説明が追加された形です。

①~④のどの文も基本は他動型。①は「私をよぶ」ということ。そこに目的語 me の説明_「私をなんとよぶのか」が加わっているのです。②は「彼を信じていた」。彼が何だと信じていたかと言うと、a genius。③は「カギを壊した」、壊してカギはどうなったのか the lock の説明が open 。④は「彼を考える」、彼をどうだと考えるのか、 him の説明が trustworthy。すべて同じリズム。

もちろん、説明語句には名詞や形容詞だけでなく、自由にさまざまな要素を使うことができます。

  1. I saw a cookroach in the kichen.【前置詞】
  2. I saw the players training.【-ing形】
  3. Harry saw Lucy bullied by he classmate.【過去分詞形】

リズムは全く同じ。①は「ゴキブリを見た」、ゴキブリがどこにいるのを見たかの説明が in the kichen といった具合。-ing形(~している)、過去分詞形(~される)も当然使うことができます。

目的語説明文は日常の形

目的語説明文、

最初は少し複雑に感じられるかもしれませんが、ネイティブにとっては日常気楽に、そして頻繁に使う形です。

  1. I'd like my coffee black.
  2. Take it easy, man!
  3. Leave me alone!

①は、coffee を「ブラックでね」と説明しています。②は、it を easy なものとして take しろ、③は、alone(独り)の状態に leave しろ(そのままにしておけ)。ほら、目的語説明。この形は会話でも必須の形なのです。目的語を説明するリズムを意識しながら、すべての例文を繰り返し音読してください。20分くらい読めば使えるようになりますよ。

目的語説明文の基礎はここまで。

see you soon.