onephrase-english’s diary

英文法や英会話を学習するための参考書的ブログ

名詞とは?

ここでは、「モノ」をあらわす表現_名詞を学びます。英語はモノに敏感なことば。日本語にない、さまざまな「モノの見方」に慣れてください。

名詞とは

名詞とはモノ(ヒト・もの・コト)をあらわす表現。主語や目的語には名詞が用いられます。文の骨格を形作る重要な要素_それが名詞です。

名詞には pen や water など、一般的物事をあらわす名詞のほか、Tom, Japan, the United States of America などの個別のものについた名前(固有名詞)や I, you などの代名詞があります。

モノ表現に繊細な英語

英語と日本語には大きく異なるポイントがいくつかありますが、その1つが名詞の質。英語は大変繊細に、詳しくモノを説明することばなのです。この独特のクセが英語における名詞の使い方を複雑なものにしています。次は英語ネイティブにとって、かなり不自然な文。

  • I have pen. ×

ノンネイティブの英語としてはこれでも悪くありません。ブロークンな「伝わればいいや」の英語ならコレで十分。「ペンをもっているんだな」ってことはボンヤリ伝わりますから。ですが、ネイティブの高い英語力を目指す我々は、その先に進みましょう。

実はこの文、ネイティブにとってどうにも物足りなく感じられる文なのです。「もっとしっかりクッキリ pen を説明してくれよ」と言いたくなる文なのです。日本語では「僕、ペンをもっているよ」はほぼ完全に自然な文ですが、モノ表現に繊細な英語では、それでは不十分なのです。

モノを見る「目」

英語ネイティブは、モノを3つの観点から眺めます。

  1. それは数えられる(可算)のか、数えられない(不可算)のか。
  2. 可算だとすれば単数なのか複数なのか。
  3. どういった文脈上の意味(特定・不特定など)をもたせたいのか。

この3つの観点から、適切な形を使う。それがネイティブの名詞なのです。

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次からは3つの観点を学んでいきますよ。

See you again.